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ライトノベル感想

俺ガイルこと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」10巻発売!カンタンに感想列挙してみた

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ブログ記事にしようとして改めて思う、このタイトルの長さ……!!

どうも、七里です。

俺ガイルこと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の10巻が本日発売ということで、さっき読みました。

あ、この記事は途中まではネタバレはないよ!

ネタバレ入るところはしつこく警告してあるので安心してください。

某やもげ氏ひとこと「尊い」ってつぶやいてたんでめっちゃ期待してたんですが、いやはや期待を上回るおもしろさ!!

俺ガイルのなにがおもしろいって、人間の描き方だよなあと思います。

キャラクター達の造形そのものは、あくまでフィクション。容姿、性格、言葉遣い、能力、どれもこれもラノベ的な文脈にキレイに乗っかったもの。

けれど、彼らが生きているその姿、彼らの中から生まれ、交わし合う感情は、とても生々しい。

胸に迫るような現実感を伴う幻想、とでも言えばいいのかな。

 

それにしても思うのは、作者の渡航さんって捻デレなのかなあとw

比企谷八幡のような少年を主人公に据えた物語を書いたり、自分でもTwitterでぼっちネタ社畜ネタ炸裂させまくってたりするから一見そうは見えないけれど、「俺ガイル」を読んでいると、きっと人間とか社会とか大好きなんだろうなと感じるんですよね。

ただ温かく見守ったり、優しく褒めたりするだけが愛情じゃない。じっくり観察し、その闇を暴き出し、嘲笑し、けれどなおも残る輝きをそっと尊ぶ。愛がなければできないよな……と、そんなことを思う10巻でした。

あ、こっからネタバレ入るんで気をつけてね!!!

 

 

 

 

もっかい言うけど

こっからネタバレ入るから

気をつけてね!!!!!

 

 

 

 

 

とはいっても、私もまだ軽く読んだだけなので、あまり細かいことには踏み込まず箇条書きにする感じで。

・誰の独白だったんだろうねえ。一読した今の時点では、直感的に、八幡→葉山→陽乃、かなと思っているけど。

・いろはす関連でしばしば見られた、ゆきのんとガハマさんの露骨なヤキモチ描写が楽しい……w

・母ノ下さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 優しかったり厳しかったり、いろんな人のSSでいろんな母ノ下さんを見てきたけど、原作だとやっぱりああいう感じのお人か。だけど今回はほんとに表面的な接触に留まっているから、今後の掘り下げでどんな姿を見せてくれるか期待したい。
 とりあえず、ゆきのんあんまいじめないでくださいね?(懇願)

・八幡が雪乃の個人的事情に踏み込み始めた。雪乃もそれを厭わない。いいぞいいぞ~

・小町。君が後退してるように感じた2人のその姿こそが、実は前進なんだよ……( ヮ`*)

・たいへん恐ろしいことなんだけど、はやはちアリだねと言わざるを得ない(真顔)

・あと、はやはちには僅かに及ばない感はあるけれど、とつはちアリだねと言わざるを得ない(真顔)

・10巻でようやく雪ノ下陽乃という人物が見えてきたような、むしろ謎が深まったような……。

・9巻とか6.5巻の八雪描写にめっちゃニヨニヨしてたのに、10巻を最後まで読んでしまったら不安がムクムクと……! いや、確かに9巻で、雪乃を見た平塚先生がちょっと不穏な感じのこと言ってたけどさ……!! 八幡の「本物がほしい」宣言のあと、雪ノ下の変化が急すぎるような気はしてたけどさ……!!!

・さらに、陽乃だけでなく葉山までもが雪乃の危うさを感じ取っているのに八幡がまるで気づいてない感じ、きなくさい……(´・ω・`)

・早くも11巻が待ち遠しくなる10巻でした。次はいつだ。

・あと、Pixivあたりに多く生息する凄腕SS作家達が、この10巻を受けてどんな物語を繰り出してくるかが楽しみでしかたない。

 

とまあ、こんな感じで。

また精読したら、改めて感想書くやもしれません。

ではでは!

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