前も書いたけどやっぱりこのタイトル長いよw
どうも、七里です。
アニメ2期こと『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の放映がいよいよ始まった一方、待望の10.5巻も発売。
10巻がやや不穏な空気を醸し出しつつ非常に尊さに溢れたステキっぷりだったので、10.5巻も非常に期待していました。
具体的には、これまで友人のを借りて読んでたんですがそれをやめ、とうとう書店で購入しちゃいました。本棚いっぱいなんで新しく本買うの控えてたんですが(アイギス小説も買ってなかったほど)、もうこれは仕方なかったヽ(゚∀。)ノ
――あ、以下この記事は、
10.5巻についてのネタバレを含みます。
ご注意を。
買ってきて早速読んだんですけどね、これがもう……
「やべえ尊い!」
「ここブログで言及したい!!」
「うわああああ!!!」
……って何度思ったことか!!!
量が多すぎて、もう改めてメモ取りながら読んだ後に別記事で書くしかないなって決心してるところなんですが。(ホントに書くとは言ってない)
とりあえず、いろはがクッソかわいくて、もうどうしようかと思ったよね。
「わたし、編集者と結婚します」→「先輩。編集者おすすめですよ、編集者」という序盤からクライマックスな感じに始まって、八幡へのアピールがいろいろ露骨過ぎやしませんかアナタ……www
八幡の語る葉山の好みに「マジですかそれどこ情報ですか」って食いついてくるあたり、八幡への感情とは別に葉山への憧れも健在な感はありますけど、それはそれでリアルっぽくて良い。
SSで、「葉山への恋心というカモフラージュのもと八幡に迫るいろは」というのがよく出てきますけど、そういうのはそれこそSSで愉しめばいいわけですからね。
原作でいきなり葉山を振りきって八幡一辺倒になられても、なんか俺ガイルっぽい生々しさが感じられなくなってしまうというか。個人的にはちょっと困る。ので、いい塩梅だなと思います。
……てか!
2章でいろはと普通にデートしてる八幡が!!
超羨ましいんですけど!!!!(バンバン)
そうだよなー、女の子と一緒だと歩幅の違いに戸惑うよなー、とか。
どこ行けばいいかよくわかんねーよなー、とか。
女の子がコート脱ぐ時ってついじっくり見ちゃうよなー、とか。
ニットは身体のラインわかりすぎて反則だよなあ、とか。
翻るスカートの引力は異常だよなあ、とか。
ご飯食べに行って女の子の反応悪いと動揺するよね、とか。
八幡がめっちゃ青春ラブコメしてて羨ましい。
外観はいかにも「ちょっとヒネりを加えた高校生の王道デート」って感じでありながら、「葉山とのデートの下調べ」という八幡の認識と、彼一流の斜め上の視点、発想のおかげで、なんとも楽しい章になってました。
そして、こんだけ疲れつつも楽しくデートしといて、章の最後に思い浮かべるのが「俺にとってそれなりに身近な彼女たち」のことってあたり、七里的にポイント高い……w
そんな感じでほとんど一色いろはが出ずっぱりの10.5巻ですが、もちろん雪乃と結衣もキラキラ輝いてました。八幡の言葉、八幡といろはのやり取りへの反応がなんともかわいらしくて、頬が緩みます。
そういうラブコメちっくなやり取りもありつつ、3章でコラム原稿執筆に行き詰まる八幡を見守る彼女達の言葉は深い親愛・信愛に満ちていて、これがもうほんと尊い。
「オタク的なものの業界に「尊い」という表現を持ち込んだ人はマジで偉大だ」
なんてことまで考えた。
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で、こういう話を紡いできたラストの4章が八幡と小町しか出てこないお話なあたり、八幡も俺ガイルという作品もホントブレねえなーってちょっと笑ってしまいましたw
……冬のある夜、兄と妹の気の置けないやりとり。しんみりしたひととき。
「せっかく表紙から3章までいろは尽くしなんだから、どうせなら最後まで……」
って感想が浮かんでもおかしくないのに、不思議としっくりくる最終章でしたね。
というわけで。まだまだ語り足りないですが、この辺でやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5の感想記事を終わりたいと思います。
もうそこそこの文字数になってしまいましたし、時間もそれなりにかかってますしね!
しばらくはアニメ2期と、そして二次創作大好きマンこと七里としてはSS書き、イラスト・マンガ描きの皆様の作品を楽しみつつ、11巻を待ちたいと思います。
俺ガイルは本編を読んで楽しい、アニメ見て楽しい、SS読んで楽しい、SS作家達の愛に溢れるツイート眺めて楽しい、と楽しさに満ち溢れているので、勢いあるコンテンツが自分の好みに合うというのは幸せなことだなあとしみじみ思う
— 七里 一 (@AigisNunnally) April 3, 2015
俺ガイルファンのみなさん、よかったらTwitterフォローしてねー!
ではでは、七里一(ななさとはじめ)でした。ひさびさの読み仮名アピール。